テニュアトラック普及・定着事業の概要

大阪市立大学では、平成24年度に学長のガバナンスを発揮した人事の一環として学長裁量特任枠(テニュアトラック特任教員枠)を設け、国際公募にて優秀な若手人材を採用し、関係する各部局や研究科と連携して育成することになり、国立研究開発法人 科学技術振興機構の事業であるテニュアトラック普及・定着事業の補助金を申請し、平成25年度に3,560万円、平成26年度に5,100万円の補助金を得て新たなる研究者育成をスタートしました。

テニュアトラック普及・定着事業とは、若手(40歳未満)研究者が公正で透明性の高い選考や審査を経てより安定的な職(テニュア)を得る前に、任期付の雇用形態で自立した研究者として経験を積むことができる仕組みをいいます。テニュアトラック特任教員(以下、テニュアトラック教員)の任期は5年間であり、原則として採用後5年目に実施されるテニュア審査に合格すれば任期なし(テニュア)ポストに採用されます。

本学では平成25年度に3名、平成26年度に2名、合計5名のテニュアトラック教員を採用し、うち3名を複合先端研究機構、2名を都市研究プラザが受け入れ、潤沢な研究スタートアップ資金のもと、関連研究科とも密接に連携して、先輩メンター教員を中心としたサポート、倫理指導を提供しつつテニュアトラック教員を育成しています。 テニュアトラック教員には、研究者としてはもとより、より若い世代の指導などを通して教員としても、また次代を担うリーダーとしての成長も期待されています。

テニュアトラック事業推進体制

学長を拠点長としたテニュアトラック若手人材育成拠点を立ち上げ、研究担当副学長を運営委員長として、関連部局長で構成される運営委員会のもと、テニュアトラック普及・定着事業を推進します。

テニュアトラック教員の受け入れ部局である都市研究プラザと複合先端研究機構は、研究室の整備といったハード面から、研究・教育におけるアドバイスといったソフト面の支援を実施しています。

また、連携研究科は、組織としてメンター教員派遣や教育機会の提供などで密接に関わっています。

テニュアトラック教員の選考や活動状況の評価、テニュア審査は公正かつ、透明性を担保するため、外部評価委員を含む体制で行います。